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'09.05.29 Life Column 〜いいたくないけど〜
代々木公園近くの
tarlumのジンジャーベリーソーダーと、
広尾商店街内にある
ひら匠の塩ラーメンと餃子は
いつだっておいしいのです。
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'09.05.28 Movie Column 〜スラムドックミリオネア〜
六本木で観てきました。
以前飛行機の中で見たのですが、
強烈な時差の中で日本語字幕なしという、
ほぼ絶望的な環境で、
全く私の頭には入ってこなかったので、
観直してきました。
良かったです。
まずは脚本がそして編集がそして音楽が。
ダニーボイルといえば、
「トレインスポッティング」が有名ですが、
今回もテンポのある編集と、
今回は私も好きな歌手のM.I.Aが使われてて、
めちゃくちゃ良かったです。
私はこの
ハッピーエンドな終わりはすっきりしたし、
「はーよかったー」と思ったのですが、
ローランは
「彼は所詮スラムドックで、
結局すべてを失ったという方が良かった。
ちょっとロマンチックすぎる」
って物凄く現実主義。
むかっとして
「映画は人に夢を与えるものでしょ。
そんなどん底みたいな映画より、
観る人に希望を与えてくれる映画の方がいい」
って言ったら
「そんなご都合主義でどうだっていうんだ。
夢なんて現実にはかなわないって」
だったら映画なんか観るなっつーの!
この口論で、何だかむかむかして眠れません。
でも絶対折れないぞー。
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'09.05.25 SUMOU Column 〜堪能〜
今日もばっちり相撲を堪能。
解説は北の富士山で、
またまたいろいろ発言が面白かったです。
私だけかなー、こんなに楽しんでるのは。
さて今日は、格段で優勝が決まっていき、
それぞれ優勝インタビューがありました。
そのなかでも名前は忘れてしまったのですが、
大阪出身の力士でとてもしゃべりが上手というか、
さすが関西人というか、面白くて優勝も
「めちゃくちゃうれしいです!」と
ものすごく正直に、にこにこしてたのが
とても人間ぽくて好感が持てました。
今後の彼に注目。
そして今日は、
13日間全敗だった豊真将が千秋楽にして一勝し、
お客さんの暖かい拍手に涙ぐんでいたのが、
これまた人間ぽくて印象的でした。
淡々とポーカーフェイスで、
さっとやってのけるスポーツ選手も
素敵だとは思いますが、やはり私は
闘志をむきだしにしている
熱いスポーツ選手の方が好きです。
三振をとってガッツポーズをするマーくんとか、
ロングパットをねじ込んだときの
タイガーウッズの絵になる雄叫びだとか、
ジャンプを成功させて、
思わず演技中にガッツポーズをしてしまった
伊藤みどりさんとか。
本人達もわかってない、
内から出てくる本能の行動は、
とても素敵な美しい正直なものだと思います。
話はそれましたが、
千代大海さんも角番を脱出して良かったです。
年が近いので、
どうしても魁皇さん同様応援してしまいます。
はーあ、
朝青龍さんは昨日の腰の強打もあって
負けてしまいました。残念です。
思えば初場所で奇跡の優勝を果たした時の
朝青龍さんの、決定戦後のガッツポーズも、
さんざん世間では叩かれていましたが、
あれは本当に無意識の突発的な
うれしい感情の表れに違いないのです。
スポーツを見ると本当に勉強になります。
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'09.05.22 SUMOU Column 〜千両役者〜
いひゃーーー。
ほんとに朝青龍という人はスターなんだなーと思う。
今日は優勝の懸かる大一番、
白鵬と日馬富士という最大の見せ場があるのに、
それがかすんでしまうくらいの
オーラが出まくりでした。
相撲は豪快に琴欧洲を投げ飛ばし、
気合いの回しをたたくポーズも絵になり、
お客さんは大満足。
お客さんの空気を共有している感じがする。
まさに千両役者。
こんな役者に私もなりたい。
角番の千代大海あと二番頑張って!
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'09.05.21 SUMOU Column 〜おもしろくなってきた!〜
相撲がおもしろくなってきました。
朝青龍さんはすでに一敗してるのだけど、
逆転優勝してくれたらうれしいなー。
一敗させた相手の安美錦は、
他の力士には簡単に負けてるから、
どうせなら勝たなくても良かったじゃん、
みたいな朝青龍贔屓目目線もありつつ。
最終日まで盛り上がってほしいなー。
角番の千代大海さん頑張ってほしいなー。
相撲の解説がまたおもしろいんですよ。
これが。
北の富士(北の富士山からいただくちゃんこ鍋セットは絶品 なのです)さんと舞の海さんがやっているのですが、
北の富士山のコメントが何となく、くすっとしてしまうこと をおっしゃって楽しめるのです。
ゴルフだったら青木功さんのような。
弱い力士に対して
「あーこりゃだめだね」
って言ってみたり、
余りに太ってる力士に対して
「ちょっとお肉がつきすぎだね」とか。
なんかとても身近なコメントで楽しいのです。
舞の海さんは絶対的なアンチ朝青龍なのか、
ホントにコメントが厳しいんです。
あー嫌いなんだろうなあ、と感じずにはいられません。
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'09.05.21 Movie Column 〜味のある役者〜
自分の映画が終わり久々にTSUTAYAへ。
いろんなものを見たけど
「宮廷画家ゴヤは見た」は面白かった。
ナタリーポートマンがいいんだなー。
メイクもすごかった。
何で洋画って、汚れとか、老けとか
ちょっとしたニュアンスがうまいんだろう。
あとは「ノーカントリー」の演技も記憶に新しい、
狂人的な殺人鬼をやった役者さんが、
今回も最高の存在感。
この人を見ていると、
見れば見るほど恐ろしい顔が、
時には美しいとさえ感じてしまう。
味のある顔だ。
味のある役者だ。
私もこうありたい。
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'09.05.20 Life Column 〜休日〜
蕁麻疹も点滴が効いたのか、
すっかり痒みが引きました。
日曜の快晴ということで、
居候の二人と二匹を連れて
いつものコースを決行です。
まずは車を走らせ、東金の九十九里浜へ。
ここは結婚する前からよく来ていて、
プロポーズをされた思い出の場所です。
今日はいつもよりたくさんの人がいて
賑やかでした。
姫ちゃんと捨ちゃんも久々に大はしゃぎ。
砂浜に来ると、
ここのところめっきり偉そうになった後輩捨助も、
熟女犬姫ちゃんには敵いません。
追っかけて追っかけて、捨ちゃんを海の中へ。
あっという間に砂まみれです。
ローランは泳ぎ、
ほかの二人は映画用にカメラを回していました。
海を楽しんだ後は、白子町の旅館白砂へ。
貸し切り風呂の温泉に入りに。
ここも毎回お世話になっています。
お湯が塩っ辛くて、
入り終わった後もすべすべぽかぽか。
出たり入ったり、
いつまでも浸かっていたいお風呂です。
いっつもお風呂の後は、
ジュースを飲みながらテラスで昼寝です。
そしてもう一つお勧めなのが、
ここの旅館で売っている白子町産の玉ねぎ。
これほんとめちゃめちゃおいしいんです。
柔らかくて甘くて、
調理するより生のままでスライスして、
オリーブオイルとバルサミコと塩胡椒。
これがほんと美味しいんです。
明日から食べまくるぞー!
温泉が済むと、
最終地の向島というレストランで海鮮焼きを堪能です。
蛤に海老、牡蠣にホタテ、
締めには焼きそば!いつもながら絶品でした。
白砂の方も向島の
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'09.05.19 Movie Column 〜クランクアップ〜
帰ってきました。
クランクアップです。
初日は胃が痛くて、
食べ物を食べるたんびに激痛が走り、
その後風邪を引き、
鼻水で撮影が苦しかったし、
うちに帰ってきた夕べは
謎のじんましんが出て眠れませんでした。
が!本当にしびれる撮影現場でした。
みんな低予算の中、
一人何役もやって走り回ります。
それでも監督について行くみんなの情熱と、
そうさせる監督の魅力で成り立っている組で、
そんなみなさんに引っ張られて、
毎日を過ごさせていただきました。
有り難うございました。
バブリーな現場も良いけど、
こういう現場も体験すると
言葉に表せない達成感があります。
今、家にはフランスから二人、
ドキュメンタリー映画を撮るために
居候君たちが来ています。
そして、
早くも夕べは若松監督の話で盛り上がりました。
というのも今、
「実録・連合赤軍」がパリで上映されていて、
リベラシオンとルモンドという、フランス人なら絶対に読む 新聞に大きく取り上げられていて、
しかも、ものすごく良い批評だったので
みんなフランス人は知ってるわけです。
しかもフランスでは
最高のラブストーリーとされる
「愛のコリーダ」の
エグゼクティブプロデューサーと言うことでも
若松監督は知られています。
今回の「caterpillar」はどちらかというと
「愛のコリーダ」寄りなので、
絶対的に比較されると言われましたが、
きっとみんなの努力が報われると信じて、
良い作品になることを心から願っています。
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'09.05.08 Life Column 〜温泉〜
クライマックスシーンも終わり、
予定より二日も早い勢いで撮っている若松組です。
ローランが軽井沢から顔を見に来てくれました。
一日オフだったので、車で温泉に入りに行きました。
天気は快晴で、山を登っていく風景は絶景でした。
ところどころ地震の後なのか、
山が何カ所も削げているようなところもありました。
人も少なく、
どんどん細い道をあがって行くと、とても神秘的で
車の音楽を消して、
しばらく窓を開けて
鳥のさえずりや蛙の大合唱を聞いていました。
温泉は長岡市街からしばらく行った蓬平温泉の和泉屋という旅館。
貸し切り風呂で緑を独り占めしちゃいました。
女将さん曰く、
地震の後から更にお湯が良くなったらしく
お肌がすっべすべ。
しかも帰ってからも体がほかほか。
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'09.05.07 Movie Column 〜若松組〜
只今、若松組の撮影のため長岡にいます。
久々にしびれる現場を体験しております。
若松監督といえば、
映画界の重鎮的な存在で、
ヨーロッパでは特に絶大な人気があるのです。
もちろんローランが、
これをやるにあたって大興奮です。
江戸川乱歩の「芋虫」が題材になっている、
かなりこーい、男と女の泥泥っとした、
しかも反戦という
重いテーマも背負っている話です。
今はまさに架橋。
明日で何とか芝居場は終わりです。
体もかなり来ています。
おまけに風邪気味ですが、
最後の力を振り絞って頑張ります。
若松ワールドに関しては、
後日クランクアップをしたら
改めて書いてみようと思っています。
兎に角監督を知らない方、
TSUTAYAに行って「連合赤軍」を借りて下さい。