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  1. 2011.1.17 日記

    貪るようにいろんなものを見漁ってる今日この頃。
    先日、松野明美さんと有森裕子さんの対談を見ました。
    忘れもしません、バルセロナオリンピック選考を巡ってのバトル。
    全面に自分をアピールする松野さんは、
    物凄く正直な人だなぁーとその当時思っていました。
    有森さんは、それを蹴落としオリンピックでは見事結果を残しました。
    その時の有森さんのインタビューで、内容は覚えてないんですけど
    物凄く美談を語っていたような記憶があるのですが、
    この間のその対談で、その頃の日記を公表していて。
    『誰を蹴落としても私はオリンピックに行く』って
    正直な心情を吐露していました。
    やっぱりそうだよね。内心はそう思ってたんだよねーって
    何だか嬉しくなりました。
    闘志を表に見せる人、見せない人、見せたい人、見せられない人
    人それぞれですが、やはり皆自分が一番ってやってきてるわけですよ。
    面白い対談でした。

    さてさて、
    昨年の日本映画はほとんど観たんですが、
    やはり『告白』は面白かった。
    中島監督の世界観は誰にも真似できないものだなって思いました。
    その中でも佳乃ちゃんは今まで観た出演作の中で、一番期待を裏切られたと言うか。
    ビックリしました。
    声色も違うし。凄く良かったです。
    最近佳乃ちゃんとはよく会うんですけど、佳乃ちゃんはよく他の女優さんを誉めます。
    有森裕子さん系です。
    でもひねくれてる私は「えーほんとにそう思ってんのかなー」っていつも勘ぐるのです。
    佳乃ちゃんが、実は有森裕子さんみたいな日記書いてたら怖いなー。

    物凄く嬉しいです。
    長い歴史のある名誉ある賞。
    さらにパワーが注入されました。
    今年はどんな作品に巡り合えるかまだ分かりませんが、
    また少しずつ頑張っていきたいと思います。
    有難うございました。

  2. 2011.1.1 紅白歌合戦

    行って参りました。
    いやーかなり盛り上がりました。
    隣に座った高橋大輔選手ともいっぱいお話できましたし、
    上野樹里ちゃんも面白くて、審査員席も盛り上がりましたよ。
    まずは浜崎あゆみさんのリードギターのよっちゃん(たのきんトリオからのファンでした)を生で見られたこと!
    TOKIOでのりのり。
    母さんがてっぱんの宣伝で踊りまくり。
    氷川きよしさんのアラビックな歌。
    石川さゆりさんの天城越えー。
    迫力のある和田さんの歌唱力。
    コブクロにジーンとして、嵐の猛烈ライブ!
    トイレの神様に涙し、HY の歌詞に号泣で、勿論福山さんの道標に聞きほれ
    桑田さんの復活に涙し、テレビでは見られない裏のばたばたも含め
    兎に角、生の歌手のみなさんを見られて、本当に感動しました。
    いい経験をさせていただき、12時過ぎにドイツ大使館でカウントダウン。
    そして広尾神社にお参り。
    いい一年になりそうなよ・か・ん


  3. 2011.1.1 あけましておめでとうございます。

    元旦は実家にてとおさんのおでっさん達新年会です。
    かあさん台所で奮闘中。
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  4. 2011.1.1 食べ盛り

    実家での新年会の後、ラストゥール家にて新年会。
    ドンだけ食べるんだって感じ。
    でもこっちはこっちでめちゃめちゃおいしいよー
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  5. 2011.1.2 プレゼントのゆくえ

    音羽会の方から頂いた誕生日プレゼント。
    捨ちゃん気に入ってます。
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  6. 2011.1.4 鏡開き

    一月三日は国立劇場の歌舞伎の初日でした。
    開演前に出演者による鏡開きです。
    お正月の歌舞伎は賑わいます。

    休み中はDVD三昧です。
    「トラブルインハリウッド」は笑えたなぁー。
    ロバートデニーロはなにをやったって凄いなぁ。
    デニーロが出てると何かやってくれると期待してしまう。
    私もそんな役者になりたいなぁ。
    そしてやっと見れた「息もできない」。
    はーーー  
    ものすごく暴力的だったんですけど、それ以上の何というか、
    息もできない内容で。
    参ったなー。
    本当に参りました。
    「母なる証明」以来の衝撃でした。
    音楽の少なさ、説明過多にならず、淡々とずっしりと心にしみ通ってくる。
    負けてるな。

  7. 2011.1.8 初お餅

    世間じゃお正月を過ぎて、
    お雑煮を食べ飽きた日本人の為に
    お餅アレンジレシピとか至るところでやってるけど
    私は今年の初お餅。
    ローランはお餅食べないし
    (いくら食べてもなくならないし、いつ飲み込んだらいいのかわからないらしい)
    "お餅食べたいなぁーお餅食べたいなぁー"って
    思いながら歩いていると、ナショナル麻布で物産展やってるじゃあーりませんか。
    お兄さんの威勢のいい声。
    何と餅つきやってるじゃあ、あーりませんか。
    願いは叶う。
    こいつぁー春から縁起がいいわぇ。
    あっ、お正月バタバタしてて日枝神社行ってない。
    御払いしてもらって、お札もらわなきゃいけないのに。
    ローランが寝てる間に嫌いなもののダブルパンチで
    納豆餅にしようかと思ったけど、やっぱりつきたてお餅にはからみっしょ!
    ついでに焼きグリもおいしそうだったから買っちゃいました。
    物産ものに弱いんだなぁー あたし。
    bon appetit

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  8. 2011.1.9 音羽会新年会

    今日は音羽会の新年会。
    恒例の菊之助率いるパフォーマンスに今年は嵐の「モンスター」!
    二日間の特訓で、成果ありでした。
    そしててっぱんダンス。
    音羽会の皆さんで踊っていただき、NHKに投稿するそうです。
    どうなることやら。

  9. 2011.1.12  忘れられないシーン

    昨日は邦画三昧で。
    『孤高のメス』と『パーマネント野ばら』を観ました。
    『パーマネント野ばら』は廣木監督がやりたがっていたので、観てみました。
    小池栄子ちゃんがこれまた良かったです。
    本田博太郎さんも面白かったぁー。
    映画って何年か経って、何のストーリーだったか覚えてなくても
    何年経っても忘れられないシーンがありますよね。
    例えば『魚影の群れ』の佐藤浩市さんと夏目雅子さんのシーンとか
    『お葬式』の高瀬春菜さんの森の中のfuckシーンとか。
    『あ・うん』で高倉健さんと坂東英二さんと母さんが
    ピーナッツ投げ合うシーンとか。
    山ほどありますね。


  10. 2011.1.12  キネマ旬報

    キネマ旬報の主演女優賞を頂きました。
    長い歴史があり、多くの諸先輩方が授賞した名誉ある賞で
    大変です。
    主演男優賞は豊川悦司さんで
    『愛の流刑地』以来の再会なので楽しみです。
    助演賞は柄本明さんと安藤さくらちゃん。
    さくらちゃんの持ってるもの私すごく好きで、
    湯布院映画祭で飲んだときも相当楽しかったです。
    皆さんと授賞式で会える日が今から待ち遠しいです。

    そうだそうだ。
    新人賞は『人間失格』で一緒だった生田斗真君。
    これまた嬉しいです。

    そして外国映画賞には『息もできない』。
    最近観たばっかりなので、まだあの衝撃が忘れられずにいます。
    ヤン・イクチュンさん来ないかなー。
    どんなにこの映画が素晴らしかったか、自分の思いの丈を直に語りたい。
    もう一度観たくなってきたなぁー

  11. 2011.1.14 だれかー

    久々にサンジェルマンに"マヨナンロール"を買いに行ったら
    今は作ってないらしい。
    何で何で何で!
    復活を願います。

    さて、中目黒のコジマに行くと
    生後四ヶ月のメスのブルドックが。
    四ヶ月になるとかなりのディスカウント。
    しかもお客さんがいつでも触れられる檻に入れられてしまう。
    ブルちゃん大きくなっちゃうから
    だれかー引き取ってあげてくれませんか?
    ブルドック系は改良犬のため、
    ちいちゃいうちに飼うといろいろ弱いところが出て大変らしいです。
    四ヶ月辺りで引き取るほうが免疫が出来ていて
    飼いやすいそうです。
    私二匹飼っているからなー。
    だれかー いませんかー。
    めちゃくちゃ、おへちゃで可愛いですよ

  12. 2011.1.29 新たな町

    マラケッシュから車で二時間半。
    海辺にある町、エサウイラにやって来ました。
    ホテルもすごく気に入って、体がゆーったりしてきました。
    逗子みたいな感じかな。
    マルセイユみたいな気もするし。
    うきうきしてきました。
    villa de l'oより
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  13. 2011.1.18 毎日映画コンクール

     毎日映画コンクールの主演女優賞を頂きました
  14. 2011.1.20 懐かしい。

    今日は「TAROの塔」のクランクアップ。
    現場に早く来すぎたので思い出の地、
    映画「ヴァイブレータ」で使ったコンビニへ。
    懐かしい。
    でも、いつのまにかそこはセブンイレブンになり、
    大森南朋君に口笛で声をかけられたアイドリングのシーンはビルがたっちゃってて。
    時代の流れを感じます。
    お金がないから始めのコンビニのシーンと最後のコンビニのシーンは同じ日に撮ったし。
    懐かしいな。
    ここが始まりで新潟まで行ったんだっけ。
    廣木さんと又映画とりたいなぁ。
    体壊すけど。
    さーて、「ヴァイブレータ」のコンビニで言った台詞を久々に呟いてみようかなー
    "3月14日はホワイトデーほーんめいの彼からお返しは来るか?しぃろいワインしぃろいワイン、、、"

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  15. 2011.1.22  カット

    切っちゃった、切っちゃった
    かーみのけ、切っちゃった。
    気持ちいいなぁー。
    冷たい風が耳にあたるけど、何だか颯爽と歩ける。
    アンフルラージュの倉田さんに切ってもらいました。
    始めは躊躇していたものの
    見るも早業でばさばさカットしてくれました。
    その後、ガールズ会へ。
    あっこちゃん(ダーリンはフランス人)、
    しずちゃん(ダーリンはアメリカ人)、
    ゆみ子ちゃん(ダーリンはフランス人)集結。
    久々のガールズトークに盛り上がりました。
    そーんでもってー、明日からは
    モロッコだーい。
    ローランちゃんと二人っきりのバカンスでござい。
    ひっさしぶりだなぁー。
    アフリカ上陸初体験の私は
    何だか興奮しまくってます。
    あっこちゃんも言ってたけど、モロッコの男の人はかっこいいらしーい。
    わくわくすんなぁー。

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  16. 2011.1.24 到着。

    パリとうちゃーく!
    羽田発は便利だけど、フランス着いてからが大変。
    到着便が山ほどあって、イミグレーションは大混雑だし
    高速も朝のラッシュに捕まり、二時間半の道のり。
    やはり成田発21:55のがべすとですね。

    さてさて、パリに着いたら
    まずはsoucisson beurre cornichonを食す。
    (フランスパンにドライソーセージとピクルスとバターを挟んだsandwich)
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    やっぱり抜群にフランスパンが美味しい。
    約25センチくらいあるけど、ぺろっといっちゃうんだよね。
    そしてローランが大変お世話になっているRさんのおうちにお邪魔して
    一旦荷物を軽くしてからモロッコに出発します。
    ここのお家、何てったってエッフェル塔が目の前に。
    モロッコ帰りにパリで二泊、ここで泊まらせていただくので
    今からワクワクです。
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  17. 2011.1.25 パワフル

    何てパワフルな都市なんだー、モロッコ。
    何だか駱駝がいて、猫がいて、蛇がいて、馬がいて
    イスラム教のベールを纏ったミステリアスな女性がいて。
    いやー圧倒されてます。
    プレイステーションのアサシンの世界がそのまま。
    まだ怖いけど何だか知らないことが知られる予感。

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  18. 2011.1.25  想像の力

    移動の機内で『ソーシャルネットワーク』を観た。
    今の世を反映した作品で面白かった。

    そして『食堂かたつむり』の著者・小川糸さんの『つるかめ助産院』を読破。
    温かく包み込まれる作品で、いい涙が出ました。
    また直ぐ映画化されちゃうんだろうな。

    映画化するのはいいけど、
    いい本とか、大ヒットした本の映画を観たあとは
    本当にがっかりすることが多いのです。
    想像力はどこまでも果てしなく、
    読者自身がその本の世界を作り上げるから。
    映像は、読む人の想像力には絶対敵わないというか。

    今まで観た中で唯一『告白』だけが映画化されて大成功という気がするのは
    私だけでしょうか。
    自分がこれ演じたいなぁーとか、いい本だなーとか
    思ってるものが『えっっっー』っという結果になると
    本当に本当に切なくなるのです。
    『つるかめ助産院』は出来れば映画化してほしくないな。
    されると思うけど。


  19. 2011.1.28 ネゴシエーションの洗礼

     町を歩いていても、未だに体が順応しない。
    見るもの見るものが強烈なインパクト。

    一人の親切そうな男に捕まり、見せたいところがあるという。
    やーな予感はしたけど『まっローランもいるし』と思ってついていくと
    いろんな工場を見せてくれた。
    ランプ工場に織物工場、
    しばらく歩いていくと異臭を放つ皮工場。
    工場ったって、綺麗で洗練されたものではない。
    違う男が説明を始める。
    見渡せば、始めの男はもういない。

    今度は、"もういい"って言ってるのに、その男にあるお店に連れていかれた。
    そこの店はモロッコを代表するカーペットやスリッパなどが置いてあるお店。
    気がつくと、ここまで私たちを連れてきた男はいない。

    一人のおじさんが部屋の中に案内し、私たちを椅子に座らせると
    ミントティー(モロッコでの一番のお気に入り)は出てくるわ、ミカンは出てくるわ、で
    カーペットを買わせようと必死に接待してくる。

    カーペットは気に入ったのだけど、、、
    私たちの持ち金は18000円(1800mad)だったから、彼の言う30000円では到底買えない。
    でもそこはエジプトで鍛えられたローランがネゴシエート開始。
    "18000じゃ話にならない"と怒り気味のおじさんに、
    "じゃあ、代わりにスリッパを買う"と言うと
    "スリッパとカーペット、合わせて30000でどうだ"って食い下がる。
    私を誉めちぎり、時には不満げに怒ってみたり、
    「洗濯もできるし、きつく編んでるから火で燃やしたって燃えない」って燃やして見せるし、
    即席でモロッコ風の居間を作ってくれたり、なかなか引き下がらない。
    その時本当に持ち金も無いし、
    取り立ててそのカーペットが今すぐ欲しいって訳でもないから帰ろうとしたら
    遂に"18000で持ってけ泥棒(私には持ってけ泥棒!に聞こえた)"とおじさんが折れて購入。

    ここに至るまでのおじさんのパフォーマンスが本当に凄かった。
    でも何だかそれが滑稽で、私が爆笑してると"こんなハッピーな人はいない"って
    最後には商談成立。

    ここでは人との関わりが必至条件。
    "人"で値段をつける。
    商品価値はあまり関係ない。
    コミュニケーション不足の日本の若者がうっかり行ってしまったら、
    お財布すっからかんになっちゃうだろうな。
    兎に角、彼らの話術と言ったら、初めて"これはローラン負けるんじゃないかな"って思ったほど。

    楽しかったのも、束の間。
    私たちをこの店に連れてきた男が外で待ってて、お金をせびってきた。
    "あんなに案内してあげたのに"etc,,
    ローランが"本当にもうない"って言っても食い下がる。
    挙句に周りにいた人がなんやかんや集まってきて恐怖感。

    遂にチップをあげたら、風のように去っていった。
    私の感情はマックスに達していたらしく、ホテルに帰って号泣。
    でもローランはけろっと"アメリカみたいに銃を持ってないから怖くないよ"って。
    モロッコは全ての人が人に干渉する。
    ほっといてくれない。
    それが文化。
    洗礼を味わった。

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  20. 2011.1.28 AFRICAN

    モロカン料理を食べに、小さな扉を開けると
    そこにはとても美しい広い敷地が。
    私たちの泊まってるホテルもそう。
    隠れ扉を開けると、そこには広大な敷地。
    グナワミュージシャン。
    被ってる帽子の上についてる紐を、ぐるぐる回しながら歌う歌う。
    アフリカの音楽を聞いているとトランス状態になってくる。
    私もやってみたけど、回りましぇん。
    フラフープの方がよっぽど簡単。
    そこに五才くらいの地元の女の子やってきて踊り出した。
    何とも可愛い。
    リズムの刻み方から躍り方まで。
    アフリカンの血が流れている。
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  21. 2011.1.28 初hamam

    ハマムをやりました。
    韓国式垢擦りに似てますね。
    全身をスクラブされます。
    黒いビキニのおばちゃんではなく、
    むっちりとでっちりのアフリカンのお姉ちゃん2人が擦てくれました。
    日本と違うところは、ローランもまっぱでやってもらったことです。
    さすがにアフリカ。

    二人ともつるつるになって気分爽快。
    で外に出ると砂嵐。
    あっという間にじゃりじゃりになって、
    はずれのしじみを食べてるみたいです。
    せっかく綺麗になったのに。
    ショック。
  22. 2011.1.28 お祈り

    朝五時半に一斉にモスコでお祈りが始まる。
    "アッラーワクバル"と聞こえる。
    一日にこれが何回も聞こえる。
    時差も相まって、毎朝これが目覚まし時計代わりになり目を覚ます。
    朝焼けは最高に綺麗。
    一匹の猫が目が覚めたのか私たちの部屋の前へ。
    ミルクをあげたら、ぜーんぶ平らげた。
    ひめちゃんとすてちゃんも元気にしてるらしく、一安心。
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