column3

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  1. おんとし

    メイクのななちゃん。いや、ななさん。
    おんとし!私の母と一緒。くらい?
    もう、なんだって早い。
    動きもしゃべりも何もかも。
    こういう人って本当に凄い。
    昔の映画の話をたくさんしていただいています。
  2. 秋田弁の威力

    毎日Mr.Mに夜、本を選ばせ私が読んだり、簡単なのはMr.Mが私に読んだりしてくれてるんですが、わたくし、段々小林多喜二の母セキさんの秋田弁が身に染みてきまして、昨夜は秋田弁(方言の先生間違っていたらすみません!)で本を読んでみました。
    すると、、、初めはポカーンと聞いていたMr.Mが段々笑顔になり、その内一冊もヨマねぇうぢに、すーすーねでしまったんだぁ。
    何だか嬉しがったぁ。
    その地方地方の民話っていいですよねぇ。
    初等部の雪の学校で聞いた民話を思い出すなぁ。
    しばらく秋田弁で読み聞かせ、続けてみっかなぁ。
    ちなみに秋田弁では、食べろ~と言うのは、け~と言うのだそうです。

    撮影。順調です。
    80うん歳の山田監督は、毎日杖をつきながら何段もある階段を自らの足で登っていらっしゃいます。
    凄い!
    思えば若松監督は「千年の愉楽」で、毎日酸素片手にこれまた凄い坂道を登ってらしたなぁ。
  3. Mr.Mからのプレゼント

    撮影現場に持ってきました。お守り。
    嬉しい。
  4. 多喜二の匂いのする場所で





    なんかずっとお婆さんやっていると体形が変わってきた。
    終わったらちゃんと直そうっと。
  5. あーつがれだ

    毎日怒涛のシーン数を消化し、2日目にしてくたばってます。
    強力な体力が欲しいよー。
    撮影後近くに泊まる方法もあるんだけど、やっぱりMr.M、いやいやローランさんにも会いたいもんね。
    明日朝早くても「行ってこい」するだけでも、Mr.Mの笑顔は力になります。
    昨日は早く帰りたいからメイクも白髪もつけたまま家に帰って、"お母さん、おばあちゃんになっちゃったよぉ~"と、またここでも演技するわけですが逃げ回って喜んでました。
    大竹しのぶさんも大分前おっしゃってたなぁ。
    "どんなに疲れても、例え五分でも顔見に帰る"って。
    今その気持ちがわかります。

    小林多喜二の母セキさんは、多喜二が20代の時拷問で殺された多喜二と死別します。
    見るも無残な遺体の写真です。
    ろくな教育も受けず字も読めず、ただひたすら四人(あと二人いたけど死亡)の家族のために支え続け信じ続けたセキさんの生き様は、自分の体を通して痛く痛く辛く辛くしみてきます。
    でも逆に言えば、この四人にセキさんは支えられてきたんだなぁと。
    そんなセキさんを生きていると、一目散に帰って無性にMr.Mを抱きしめたくなるのです。
    早朝行きの車中でこれを書いているうちに「又やるぞ!」という気持ちになってきました。
    ヨガの山田先生に頂いた高麗人参ドリンク飲んで、今日も乗り切れますように。

    若松監督が亡くなってからこういう撮影から遠ざかっています。
    『母』の監督の山田監督を見ていると、何だか若松監督を思い出します。
    スタッフさんも少ない中、みんなてんやわんやしてる中"はいテスト!"なんて声がかかってきます。
    思えばキャタピラーもあの分量を12日間で撮りました。
    早きゃいいってもんじゃありませんが、これがインディペンデントフィルムです。
    みんな手を抜いてません。みんな必死です。
    そんなてんやわんやな現場は過酷ですが、わたしも「いっちょやってやる!」という気持ちになります。
    セキさんを演じられることを感謝し、謙虚にひたむきに頑張らねばいけない。
    お金がある現場にいると、ついこういう気持ちを忘れてしまいます。
    いけないいけない。

    あー長文書いてしまった。
    早くたどり着く前に台詞を勉強しなきゃ!
  6. クランクイン

    秋分の日。
    いよいよ「母 小林多喜二の母の物語」のクランクイン。
    初日はやはり緊張します。

    小林多喜二の母。
    こんな母に私もなりたい。
  7. げきうまおいなりさん

  8. ミシェル・ブラジー展

    ローランが以前、MOT美術館でやったパラレルワールドというエキシビションにも参加してくださった、ミシェル・ブラジーの展覧会で銀座のエルメスに家族で行ってまいりました。
    これまたローランの友人であるロゴングラッソ以来の久々のエルメスです。
    ミッシェルの作品はいつも時を感じさせる、とてもポエティックだけど、それと同時にふっと笑えてしまうアイディアに溢れています。


    まずはゲーム機に植物が植え込んである作品。
    この二人の名前は彼の子供の名前だそうです。


    何だかわかりますか?
    カタツムリが這った跡です。
    このねばねば、たしかお肌にいいんでしたっけ?
    カタツムリパックとかってありますよね。
    勿論展覧会中もカタツムリが生きているわけで、エルメスの方に聞くと、作品からはみ出して壁に這っていたりするそう。
    これにはMr.Mが黙っていません。
    カタツムリを何とか触ろうとするのを阻止するのが大変でした。


    続いてはこれ。
    壁が木で出来ていて赤ワインを吸い込んで段々シミが大きくなっているのです。

    お分かりのように、すべてのアートピースが現在進行形で進んでいっているのです。
    展覧会は11月までやっているので、これらのアートピースは違った形になっているはずです。
    他にも興味深い作品が沢山ありました。
    ゲームに植え込まれた緑は長くなっていくでしょうし、カタツムリがどれだけ這うかで模様が増えていくでしょう。
    そしてワインのシミもどこまで大きくなることか。

    見る側がいつもくすっとしてしまう、そんな展覧会でした。
  9. お団子作り

    中秋の名月は悪天候で残念ながら顔を出さず。
    昨日何とか雲の間に見えました。

    ばあばとお団子作り。
    結果この日は、あんこやらきな粉をつけて沢山頂きまして、家に帰ってきてからも又食べまして。
    すごい食欲でございました。
  10. エプソンアクアパーク品川

    行ってきました。
    都心にこんな場所があるなんて。
    イルカショーはダイナミックに、イルカたちがガンバり盛り上がりました。
    でもやっぱり水槽が狭くなんか気の毒で。

    子供に見せたいと思う一方、ローランが言うように“動物園行くんだったらアフリカに行こう!”とか、“水族館いくんだったらダイビングをやろう!”とか、そういう言い分もわかります。
    虫取りとかも私も昔よくやりました。
    でもなんでしょう。
    日に日に檻に入ってる動物やカゴに入っている虫などに対して、心が痛くなるのです。
    多摩動物園とか八景島は、また涼しくなったら行きたいな。
  11. 負けるということ

    最近負けると兎に角悔しがり泣きだすMr.M。
    かけっこだったり、ちょっとしたゲームだったり、何でもかんでも負けることを兎に角嫌う。
    私も大人気ないので、ちょっと本気を出すと、勿論Mr.Mは負け、自棄を起こすのです。
    思えば私もそんな子供でした。
    友達にオセロで負けたら自分が勝つまでやったり、友達と一緒に英語を習っていて相手の方が断然成績が良く、尚且つ、ライバル心を目覚めさせるため、わざとその先生が友達を褒めるとトイレに行くふりしてトイレで号泣したり、父にプロレスの技をかけてたら思いの外痛かったのか本気出してきて、ギブを言わずに自分の腕を痛めたりとか、サウナで誰よりも長く入ってたくて出た時にふらっふらになったり、色々ありました。
    そんなえげつなく負けず嫌いな私の血を引いてるんでしょうかねぇ。
    ローランは勝つことのイメージを植えつけたいらしく、わざと負けてあげたりする。
    Mr.Mは調子に乗って"じゃあ今度はママとやる!"なんて張り切ってくるから、私は堂々と勝負する。
    結果負けたりすると"パパがいい。ママ大っ嫌い!"となる始末。

    ある時ゲームをやっていた時のこと。
    又思い通りにいかなくて自棄になりそうになったので、私は言った。
    “あのね、勝つことも大事だけど負けることも大事。
    どこかで負けるときがあるかもしれない。
    でもそこは目の前で泣かないで、歯を食いしばって我慢して次にどうやったら勝てるかを落ち着いて考えてごらん。
    負けたら悔しいでしょう?
    その気持ちが次に勝つことにつながるんだよ"と。
    なんか自分が話してるうちに松岡修造さんのように熱くなってしまって、ぽかーんとあっけにとられた顔をしていたMr.Mがなんとも愛おしかった。

    スポーツの世界は別かもしれないけれど、少なくとも人生において勝ち続けることが素晴らしいことなんて一つも思わない。
    負けた時にどう這い上がれるかに人生はかかってると思う。
    なんて、大袈裟か。
    負けたり挫折を味わったりした人の方が、思いやりのある、人の痛みがわかる、弱者に優しい人になれる気がするんです。
    順風満帆って最も落とし穴な四字熟語です。
    私の考えが屈折していてネガティブすぎるかな。
    まあ、私の隣にはどこでもたくましく生きていけるケ・セラ・セラ王国の王がいるので、我が子にはいいとこ取りを選択して生きていってほしいものです。
  12. ストレス発散

    私たちのMr.Mへの誕生日プレゼント。
    お互い全く相談してなかったのですが、私はトランポリン。
    ローランはパンチングバッグと、まるで我が家はジム化しております。
    姫ちゃんステちゃんからは、「またー余計なもの買って~」と心の声が聞こえてきそうですが。
    私たちの体力がもたず、そのはけぐちと言ったらなんですが、
    トランポリンとパンチングバッグとを行ったり来たりして、私たちはいささか楽になったような。
    これであとはプールとボルダリング行ってれば、何とか疲れてくれるでしょう。
    我が息子ながら恐ろしい体力です。
  13. 激闘

    昨日のUSオープンの決勝。
    決勝戦にふさわしい見応えある試合でした。
    スーパーショットの連発で王者の意地とそれを揺さぶるパワーの対決でした。
    でも、最後のメンタルと余力と勝ちたい気持ちが勝ったのがワウリンカ選手でした。
    激闘を乗り越えてなお勝ち続ける強さ。
    持っている基礎体力は違うとはいえ、気力の部分でやはり錦織選手は負けたのかなぁ、とワウリンカ選手を見ていて思いました。
    なるべくしてなった王者でした。
    でも錦織選手、今回でベスト5素晴らしいです。
    五本の指に入っちゃったわけですからもう、日本の宝です。

    wowowでは、またまたラグビーのフランスリーグなんてやって下さったりして痺れますわ。
    ローランの地元トゥールーズはラグビーが強く、応援しがいがあるのです。

    やっぱりスポーツはバイブルだ!
  14. 9.11

    アメリカの同時多発テロの日。
    多くの命が無差別に失われた日。
    2012年の9月11日。この子は生まれました。
    4歳か。。。
    どんどん聞かん坊になっていくけど大好きだよ。
    私も母になって四年か。しみじみ。
  15. 悔しいよー

    残念無念。
    錦織選手やられてしまいました。
    悔しいなぁ。切ないなぁ。
    でも錦織選手に歓声が沸き起こる中、ワウリンカ選手が観客に向けて“もっと自分にもり上がれ”というジェスチャーしたのがやだったなぁ。
    負け惜しみに聞こえてしまいますが。。。
    あと少し、決勝まで、そしてグランドスラムを制すにはどうしたらいいのだろうか。
    何が足りないのだろうか。

    やっぱり、松岡さんの解説は私好きです。
    錦織選手への思い入れも勿論あるのですが、やはりそこはテニス選手。
    相手のプレーを必ず讃えるのです。
    そこが大好きです。

    でもなー、悔しいよ。
  16. 博物館

    上野に行ってまいりました。
    科学博物館凄い!
    動物の剥製に恐竜の化石、ホオジロザメのホルマリン漬け。
    圧巻です。
    私も想像以上に楽しみました。
  17. 気持ちいい朝

    なんと清々しい朝なんでございましょう。
    やりましたよ、錦織選手。
    来ましたよ、この日が。
    恵みの雨。それからの熱戦。
    マレーに勝てた。勝った勝った!
    素晴らしいなぁ。
    オリンピックから何か来てますよ。波が。
    嬉しい限り。
  18. さよならせみさーん

    夏はもう終わり。
    死骸を集める日々。
  19. 目下

    ボルダリングに夢中になったMr.M。
    エネルギーが有り余っているので、ほとほと疲れきり連れて行った所はまった様子。

    週末は先生に丁寧に教えていただき、2回目は自分で登っていくこと、どうやって登っていくかも覚えて実行できるようになりました。
    ここの先生。わたし好きです。
    全然笑わないんですけど、厳しくて容赦なくて、諦めさせず兎に角でーきーるーと言ってやらせてしまうのです。
    やり終わると番号に自分で丸をつけさせモチベーションを上げていきます。
    しかも、やり終わったあとはいつも爆睡!
    昨日は5時半から朝まで眠ってしまいました。

    芸術より体を動かすのが好きなMr.M。
    兎に角登る。兎に角走る。兎に角ジャンプする。の毎日。
    目がいくつあっても足りません。
    重々自分の性質もわかっているようで。

    昨日は黙々とスケッチブックに真っ黒な乱れた絵をというか、兎に角無心に黒のクレヨンで塗りつぶしているMr.M。
    あまりにも静かなので覗きに行くと、わたしの顔を見るなり苦い顔をして"やっぱり絵はうまく描けないなぁー"と。
    絵心のあるお友達を見たりしてるんでしょうねぇ。
    私はそれでいいと思う。
    なにを書いているか、見る側にわからなくてもなにを書いているかを説明できれば。
    でも、黒い画用紙を見てなにを書いたの?と聞いた所、ゴジラが火を吹いてプールで泳いでいる所ですって。
    うーん。伝わりづらいね、確かにこの絵じゃ。
    でもいい!
  20. 何だか

    W杯予選。
    アウェーで2-0で勝利したものの、何だか気持ちが晴れないというか、不安が募ります。
    ローランは今もって本田?香川?と言っています。
    W杯が終わったら直ぐに新しいスターが出てくる、層の厚いサッカー国にとっては不思議なのかもしれません。
    新旧の融合、又は交代などスポーツ界はいつも難しいですね。
    特に団体競技は。
    頑張ってほしいです。
    また盛り上がりたいです、サッカーで。なでしこも。
  21. ベスト8

    錦織選手。
    素晴らしい戦いぶりでございました。
    堂々のベスト8。
    多分マレー選手が次の対戦相手になりそうですが、そろそろ勝ちましょう!
    そんな日が来てもいいはずです。
    応援しますよー。

    フランス人がベスト8に3人も入るという、極めて稀な状況が生まれております。
    オリンピックで錦織選手に大逆転を記したモンフィス選手やおなじみのツォンガ選手。
    そして昨日ナダル選手を破ったルカ選手。
    でも、わたしはナダル選手に勝って欲しかった。
    兎に角走る、諦めない、やる気がみなぎっている姿は本当にかっこよくて素敵です。
    ナダル選手に勝ったルカ選手のうれしさはわかるのですが、勝った瞬間カメラに向かって目を見開き舌を出した姿が何だか残念で。
    張本さんが見ていたら喝ですよ。喝!
    紳士のスポーツですから。
    相手を尊重してほしい!

    兎に角、錦織選手頑張ってくださいませ。
  22. 散髪


    3人がかりで散髪。
    わたしは諦めました。
    ローランは今日はムードが悪いから次回にしようとか言うけど、そんなわけにいきません。
    やらねばならないときはやらねばならない。
    バカンスは終わり!
  23. アーティストコラボ


    こんなことやります。
    世界的にも有名なアーティスト杉本博司さんと、言わずと知れた平野啓一郎さんと、世界で活躍するバイオリニスト庄司紗矢香さんとのコラボーレーション。
    たった3日だけのささやかなコラボが実現しました。
    さあどんなことになりますやら。
    このポスターは、坂井真紀ちゃんの旦那様鈴木心さんが撮ってくださいました。
    兎に角、まずは恵比寿のフォトギャラリーで行われている杉本博司さんのエキシビションをごらんあれ。
  24. アートな夜

    夏も終わりです。
    夏が終われば芸術の秋です。

    まずは、友近さんのお母様の友近千鶴さんの個展に行ってまいりました。
    友近さんのお母様とは初対面。
    ハッピーなオーラがある素敵な方でした。
    いつもは絵の説明をかかれるそうですが、今回のテーマは遊び。
    見る方々が自由に遊び心を持って絵を見て欲しいというお母様の心意気だそうです。
    お母様の天然のハッピーさを突っ込む友近さん。
    ナイスコンビでした。


    次は、恵比寿のガーデンプレイスのフォトギャラリーのリニューアルオープンで、杉本博司さんのエキシビション。
    ロストヒューマン。
    人がこの世からいなくなるとき、人は何を考え何を残すかをテーマに各界の著名な方々が参加されている、とてもポエティックで感動的なものでした。
    Mr.Mも大喜び。
    兎に角素晴らしいの一言です。
    杉本さんとは今年初めてコラボさせていただきます。
    うれしやたのしや。
    今からドキドキです。

    その後は原美術館へ。
    篠山紀信さんの美の世界を堪能致しました。
    久々に篠山さんとも再会できました。
    晩夏の今、アート気分を楽しんでみてください。
  25. 敗北

    初戦とはいえ、あんなにチャンスがあったのに負けた。
    悔しいとかそんなことではなく勝たなきゃいけなかった。絶対に。
    はあー。