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'09.11.19 NY
やってきましたNY!一人旅です。
昼過ぎについて、まずは町中を歩きまくりました。
何せ10年近くきてない気がするNYは、
相変わらずいろいろな言葉が飛び交うパワフルな町です。
前向きなエネルギーをぶんぶん感じます。
夜はマックですませて、今から"THIS IS IT"を観ます。 -
'09.11.18 休日
いいお天気なので千葉にきています。
わんころも久々に楽しそうです。
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'09.11.11 なぞ
あれー?
今日は、何だか朝からばたばたしてて、
やっと落ち着いて自分のご飯を食べようと台所に行くと、
きれいな犬の器と、シンクには食べ終わった後の器。
朝、ばたばたしながら、一つ分作ったのは覚えている。
勿論、食べたのは捨ちゃんと思いつつも、捨ちゃんが食べ散らかす場所が全く汚れていない。
逆に姫チャンが食べる場所の方が、何となく汚れてる気がする。
あれー、私、姫チャンにあげたのかなー。
でも、最近姫は私がその場にいないと食べないし。
それには捨ちゃんの胃薬が入ってる。入れたことだけはちゃんと覚えている。
今、私が食べてる横では、捨が、じーーーーーーっと私を眺めている。
「食べたよね?まだあげてなかったっけ?」
こういうときに、ソフトバンクのお父さんみたいに
喋れればいいのにと思ってしまう。
でも、いつも喋れたら留守にするときとか、なに言われるかわかんないなー。
私が帰ったときの、姫のしゃべりっぷりったらない。
これがもししゃべれたら「ちょっとーどこ行ってたのよー。何で置いてったの!バカ」
とか毎日愚痴言われたら大変だな。
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'09.11.06 夫婦喧嘩
昨日、久々に派手な喧嘩をしました。
結局熱が入って「出てケー」「おまえが出てケー」みたいな話になり、
怒ったローランが先に出て行きました。
私の怒りも収まらず、家のキーコードをすぐ変えました。
へへへ、これで家には入れないぞ!
そして私は、コンビニに行きました。
しばらくして帰ってきたら、変えたはずのキーコードが、
なんと元のキーコードに戻っているではありませんか。
自分がキーコードを変えて、家を出るとき確認もしたのに。
しかも、ふと見ると、きゃつのスクーターが。
もしやと思って家にはいると、いるんです!リビングに!
えっ、何で何で?この建物、およそ登るのは困難だし。
えー、意味わかんない。登った?
ランダムに変えたキーコードが当たった?
お隣に開けてもらって、ベランダ越しに入った?
結局まあ、熱は収まりましたが、
冷静になった今「どうやって入ったの?」と聞くのもまた蒸し返しそうで嫌だし。
いやー、七不思議です。何でだろう。
はー、しかし外人との喧嘩は疲れる。
レディース会でも、あっこちゃんやしずちゃんが
「外国人と喧嘩すると寿命が縮まる気がする」って言ってたし。
体は大きいし、声も大きいし、理屈はめちゃくちゃで混乱させるし。
私たち大和撫子は、か弱き乙女なのでござるよ、全く。
まっ、あっち側に言わせたら
「何が大和撫子だよ。黙ってりゃー解決するとでも思ってんのかー」と言われそうだけど。
そうそう、こないだ中井貴一さんに「結婚生活幸せ?」って聞かれて
「うーんまあそこそこで。幸せ過ぎず、不幸せ過ぎずって感じですかね」
と言うと中井さんは「それは結婚生活をちゃんと送ってる証拠だね。
私チョー幸せです!って言われたら絶対うまくいってないって思うよ」と言われました。
うーんなるほど、そうなのか。
まっ、喧嘩はやめましょう。っていうか、喧嘩してるうちが華か。
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'09.11.05 12人の怒れる男
蜷川さんと対談のため、昨日「12人の怒れる男」の稽古場に行ってきました。
対談も久々の再会と思えないくらい毒舌トークで、かなり楽しかったです。
(この対談は、「12人の怒れる男」のパンフレットに掲載されます)
さて、出演者の方のほとんどを知っているので、
通し稽古を見させていただきました。
洋画でも名作になった作品で、あ「dog afternoon」の監督が撮っています。
中井貴一さんや西岡徳馬さん、筒井道隆君ほか、
個性あふれるキャストで引き込まれました。これはお薦めです。
しかし、初日からまだまだあるのに、みなさん台詞が入っていて本番さながらです。
初日までに飽きちゃわないかなー、と余計なお世話な心配をしつつ。
中でも私は、斎藤洋介さんにはまってしまいました。
斎藤さんは、ほぼ裏を向いて座っています。でもその背中がいいんです。
あんな背中が語ってる役者さん、稀有だと思います。
凄いなー、どういう人生を送ってきたのだろうと考えてしまいました。
兎に角、皆さん素晴らしかったです。
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'09.11.04 今日は満月
11月3日 今日は満月です。見ましたか?まん丸のお月様。
さて、最近クンダリーニyogaにはまっています。
しかも教室が歩いて一分のところにあるので楽チンです。
昨日は友達のさくらちゃんと二人で受けました。
レベッカ先生の自宅の和室は、入った瞬間に包み込まれる様な空気と匂いがします。
普通のyogaとは違うんですけど、じわーっと汗が出てきます。
終わった後は本当にリラックスして、先生の手作りのスパイシーyogiteaをいただくと
もう体がポッカポカ。
帰ってからもベットに入ってからも、おなかの部分がぽっかぽか。
あとは、なんといっても先生からいい”気”をもらっているのか、
うちに帰ってからも、お釈迦様のような笑顔でいられるのです。
何でも許せるかも私!
一日中、コンピューターとにらめっこで、最悪の姿勢のローランを
絶対来週連れて行く!と心に決めました。
カップルでやるyogaもあるんですって。
それにめちゃめちゃ興味あるんです。
二人の気を合わせるんですって。
まずは、来週ローランが気に入ることを切に願う今日この頃です。
それにしても、いつも首を回すと頭蓋骨にひびが入ったような音がするのに、
yogaの後はいつもないんです。凄いいいのかも。
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'09.11.02 映画の話
ローランが絶賛していたので、今年のカンヌ映画祭
グランプリ作品の「un prophte」を観ました。
うーん、私はー、あんまり好きではありませんでした。
話は一人の男が監獄入りし、そこを仕切っている(監視員にもお金を上げて黙らせている)
コルシカマフィアに出会い、それでも生き延びていくために、
手下になりながら過ごして、彼自身変貌していく話。
暴力シーンが満載で、私は初めから入っていけなかった。
ローランは「beautiful film!!」って言うんだけど、それがわからなかった。
だいたい趣味は合ったことあんまりないんですけどね。
TSUTAYA二人で別々行動して、借りる映画が一回もだぶったことないし。
さてさて、もう一つ映画祭でシャルロット・ゲンズブールが
女優賞を受賞した作品「THE CRISIS」もなんだか凄そう。
だいたい「ダンサーインザダーク」を撮った監督だから、やな予感はするし。
私はやっぱり何か映画は、人に夢を与えるものであって欲しいと思う。
何か前向きだったり、何か明るい兆しが見えて終わって欲しいと思ってしまう。
でもそれを言うと「じゃあ、君は恋愛映画か、犬の映画ばっかり
観てればいいじゃん」とかむかつくこと言うし。
私だって、ハッピーエンドで終わるのだけが良いとか、これっぽっちも思ってないし。
でも、観終わって思い出したときに、人を殺してたり、
不快なシーンだけが浮かんでくるのってなんかやだ。
私はそう思ってしまう。
さて、もう一本「あいのちから」というフランス映画を観ました。
これはこれで身につまされる話。
ある女の人が、旦那と別れて一人息子を引き取り、一緒に暮らしている。
そして新しい恋人が出来るが、その子供が受け入れず邪魔ばかりする。
かわいい邪魔ならいいけど、これが物凄く手が混んで、
ありとあらゆる方法を息子は考えていく。
話の終わりは”よかったね”ということになるけど。
いやー、もしローランの娘のクレオがこうだったら、私はどうしたただろうなー。
会った当初は、ローランに「しのぶが叩いた」とか「しのぶがお菓子全部食べちゃった」とか
フランス語で言いつけてたのは知っているけど、
そんなことはこれに比べりゃー、可愛いもんだ。
この映画では殺されかかったりするんだから。
でも何だか可笑しくて楽しくて、これぞフランス人!
みたいな人がいっぱい出てきて面白かった。
こういう後味のいい映画は好きだなー。と思う私なのでした。
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'09.11.02 ハロウィンパーティー
今日は、近所のラストゥール家でハロウィンパーティー。
アーノーもあっこちゃんもアフロヘアでお出迎え。
なんといってもハナエがめちゃめちゃかわいかった!
全身テントウムシの着ぐるみをまとって、いつものにこにこ顔、超かわいい。
他の子供達もみんな仮装してやってきました。
お姫様やスーパーマン。
この界隈は、ハロウィンがビックイベントで、
毎年凄い人数の子供達がお菓子をねだりにやってきます。
ラストゥール家も今年初めての参加で、てんやわんや。
足しても足してもなくなるお菓子。
でも忙しい中、私たち大人用にはおいしいチーズやハム。
手作りキッシュや手作りチョコレートケーキ。
はー、ここにくるといつも美味しいものにありつけてしあわせー。
ごちそうさまー。
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'09.10.29 木
今日は一日、大河の撮影でNHKに缶詰でした。
撮影はというと、竜馬と乙女の兄弟のシーンを撮っているところで、
かなり楽しんでやっています。
不思議と福山さんが弟に見えてくるんです。
早くもハプニング(初日に凄いハプニングがあり、
福山さんはこれを是非公言してくださいと言ってるのですが)
満載ですがまあこれはおいおい。
さて撮影から帰ってきた私、見ると隣にあった壮大な木たちは、
見るも無惨に姿を消していました。
銀杏の木、紅葉の木、いつも鳥たちの声が聞こえるあの木たちです。
これも切られるであろう椿の木も、知ってか知らずか
満開の椿の花を付けだしました。何とも胸が痛いです。
越してきてから間もないですが、あの木たちは本当に見事で、愛でさせてもらいました。
ローランは自宅にいたので、伐採の瞬間を見ていたのですが、
もっとも巨大な銀杏の木がばったと倒れた瞬間、歓声が上がったそうです。
聞き捨てならなかったローランは降りていき、切った彼らに
「その態度は間違っている。感謝やいたわりの気持ちがなかったら、
君らは絶対罰が当たる!」と言ったそうです。私も全く同感です。
いくら仕事とはいえ、私もそれを聞いて不快に思いました。
そして、せめてその土地が売れるまで木は残しておいて欲しかった。
現にうちの近くの、もう一つの広い土地は、木はそのままになっています。
その土地のオーナーによって変わるんですね。
兎に角、本当に胸が痛いです。
そしてあの木にいた鳥たちは、明日どこでさえずってくれるのでしょうか。
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'09.10.27 鴬
鴬って今の時期いるんでしょうか?
月並みながら、鴬イコール梅の季節みたいに思われるのですが。
うちの庭に細い木が二本植えてあるのですが、
そこに今日10羽くらい止まっているのです。
初めは雀だと思っていたのですが、よく見ると紛れもなくそれは鴬なのです。
おまけに雀もいっぱい来て、細い木がしなっています。
家のとなりに樹齢何百年もするであろう木がいっぱいあるので、
朝は鳥の声とともに起きていました。
でもこの度家が建つらしく、その木をすべて伐採するらしいのです。
何て勿体無い。
そして鳥たちの行方が凄く気になります。
何となく鳥たちも察して、うちの庭に来るようになったのかな、
なんて思ったりもしています。緑が失われることは切ないことです。
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'09.10.27 犬
朝から泣いて目をはらしてる私。
やっぱりだめだなー、犬ものの映画は。
どんな駄作だって、犬の話ってだけで涙が止まらなくなってしまう。
幼い頃に見た「南極物語」。これは小学生の私にとっては、あまりにも過酷な話で、
今でもタロとジロが生きていたっていうより話より、
鎖が取れなくて、生き埋めになっている犬や、シャチに食べられてしまう犬、
氷河に落ちてしまう犬などのシーンを鮮明に覚えています。
私も実際に「クイール」という作品で、盲導犬のパピーウォーカーという役をやりました。
芝居だとわかっていても、クイールが死んでしまうシーンでは、
リハーサルからバンバン涙が出てきて、本番は責任が持てない顔になっていました。
今日は「マーリー」という映画を観て朝から激泣きです。
犬愛好家にはたまらない映画でした。
犬は所詮犬と言われてしまうかもしれませんが、ちゃんと飼い主の表情や感情を察知できるのです。
私の父も犬を飼っていて、ゴールデンリトリバー専門。
以前、雌犬のマイティーという犬が家にはいました。
兎に角いつもお父さんにべったり。晩酌も出迎えも何もかも。
父さんの言うことは何でも分かってたみたいに聞いていました。
9才という短い命でした。末期ガンで一ヶ月は持たないと言われ、
父はあきらめて大阪公演に行きました。
でもその次の月はお休みだったので「まいちゃん帰ってくるから待っててね」と言って出かけました。
その言葉を頼りにか、まいちゃんは一ヶ月生きてました。
父が帰ってきて、一ヶ月はずーっと父さんがそばにいました。
寝たきりで痛みを取る注射を打ちながら、それでも晩酌の時は頑張って立とうとしたり、
食べ物が食べれなくても、嬉しそうにしっぽを振って食べようとしました。
お医者さんもわからないと首を傾げるほど、その一ヶ月は寝たきりでも生き生きとしていました。
そして一ヶ月後、父は福岡公演に行くので「まいちゃんもういいよ、ありがとう」と言って出かけました。
そして奇しくも、父さんが新幹線に乗ったときに、まいちゃんは息を引き取りました。
そうなんです、分かるんです。
今も書いてるうちに涙が出てきてどうしようもない私。
朝の「マーリー」とダブルパンチでひどい顔。
でも本当に犬は忠実だなー。姫ちゃんと捨ちゃんも長生きしてね。
「さよなら、クロ」も、泣いたなー。
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'09.10.15 映画の現場
遅ればせながら、機内にて「剣岳」を拝見しました。
二時間ちょっとのフライトなのに、なぜ140分もあるこの映画があったのかわかりませんが。
木村大作さん渾身の、魂のこもった映像に圧倒されました。
やっぱりスクリーンで観るべきだったと大後悔です。
凄い絵が撮れてるということは、凄く過酷な場所に、
スタッフ役者がいるということになるので、
さぞや大変な撮影だったことでしょう。
「赤目四十八瀧心中未遂」の時は、
毎日皆で滝登りをしたことを思い出しました。
役者は手ぶらですけど、スタッフさんは機材を持ってるし、本当に大変そうでした。
でも「剣岳」は、比にはならないくらい過酷だったことが想像されます。
本当に力強い映画でした。
話は変わりますが、ついこの間、私の出演する新作映画、若松孝二監督の
「catapiller」が初号を迎え、私の周りの人たちが観てくれました。
とても素敵な映画になっていると聞いて安心しました。
この映画が羽ばたいていくことを、心から願っています。
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'09.10.08 ベジタリアン
昨日は、ローランがマルセイユ映画祭の時からの知り合いの、
イスラエルの監督、アビィ・モグラビさんと息子さんが家にいらっしゃいました。
この親子、厳格なベジタリアン。
今日は、ローランが全部作るというので、私は買い物係でした。
どれもこれもおいしかったー。
まずはパンプキンスープ。
このパンプキンは、西洋パンプキンを使います。
もちろんベジタリアンだから、ミルクを使えません。
炒めた玉ねぎとかぼちゃ、ローリエとでことことしてからミキサーへ。
ミキサーに入れすぎて、回したとたんにぶわぁーっと吹き出して、
あたり一面真っ黄色。私はそこの掃除係。
でも、できあがったものは、日本のカボチャより甘くなく、
ミルクを使ってないので、さっぱりと、でもこくのあるスープになりました。
次に、紫キャベツとカリフラワーのサラダ。
ローランが急に思いついて、最近よく作るんですけど、美味しいんです。
フードプロセッサーにカリフラワーを一株と、
紫キャベツ半分を入れて粉々になるまでチョップする。
オリーブオイルとレモン塩胡椒で味付けする。
見た目は真紫のグロテスクな感じなんだけど、口にするととても美味しいのです。
次にメインディッシュは、トマトのオーブン焼き。
中トマトのヘタを切り、少しだけくり抜く。
その中にみじん切りのニンニク、パセリを詰めて塩胡椒。
最後にオリーブオイルもかけてオーブンへ。
縮まって来たら出来上がり。
それに玄米ご飯を添えていただきました。美味しかったー。
今日のローランのレシピは習得したぞ!
モグラビさんたちも大喜びでした。
話は変わりますが、なぜ台風の時って、レポーターが女性なんでしょうね。
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'09.10.06 会って気持ちのいい人
皆さんの周りには、会って気持ちがいい人っていますか?
私の周りは、そういう人がいっぱいいます。
例え自分が負のエネルギーでも、その人と会うと、
いつの間にか口角が上がってたりするのです。
まずは家の近くの商店街の”小西酒店の小西さん(女性)”
いつも腰に酒屋さんのエプロンをして、自転車を漕いだり、
飲み物のケースを抱えながら、大きな声で「こんにちー」と言う姿は、
逞しくすがすがしい。40後半かなー。
逞しくふくよかなふくらはぎは、この自転車の配達で培われたに違いない。
次に”肉屋の田川”のおやじさん。もう80くらいかなー。
ここの肉は、近所のアーノーに教えてもらったのですが、兎に角、安くてうまいんです。
固まりの肉を買っても、しゃぶしゃぶの豚肉もとにかく何でも。
今日は、たまたまわんころに手作りスープを作るため、
鶏のささみとレバーを買いに行きました。
犬にあげるので一番安いのを選んだんですが、
「いつも来てもらってるから、ささみもレバーも、今来た
ぴちぴちのをやるからサー」ってさっさと姿を消してしまった。
このおじいちゃん恐ろしくフットワークが軽い。
「あっでも犬にあげ・・」ぐらいで消えてしまった。
しかも、ささみも「筋をとってやっからよー」って、簡単な筋の取り方の実習までしてくれた。
質のいい、筋まで取られたつるつるぷっくりのささみと
てらてらの鶏のレバーを食べれる姫ちゃんと捨ちゃんは幸せ者だ。
おじいさん長生きしてくださいね。
そして田川さんの向かいにある八百屋さん。ここもなぜか爆発的に安い。そして新鮮。
犬のスープに入れるキャベツを買いに。
これも犬用だから、ちょっと安いのを選んだら
「それ汚いから、でかくなっちゃうけどこっちもってって」って、
おじさんデカくてぎっしり葉の詰まったキャベツを同じ値段でくれた。
ここでも「犬にあげるんですが・・」って言えなくなってしまった。
ここも老夫婦と息子さんと三人で、とてもいい雰囲気。
なかでもおばあちゃんが異様に計算が速いしちゃっきちゃき。
こちらの老夫婦も長生きしてもらいたい。
家の近所には、こんなに優しくて人情味のある人たちがいっぱいいるのである。
あっ、蘭屋フロントのご主人も忘れちゃいけない。
私たちの結婚式や、ローランのエキジビジョンにも素敵な花を用意してくれてありがたい。
ご主人、家の母さんのファンで、結婚式の時会ったら感激してたっけ。
ご近所さんシリーズプラス。
あとは姫ちゃん捨ちゃんが通う、たまご動物病院の院長先生。
いつも丁寧で、ユニークな発言は、私の口角をあげてくれるのです。
病院嫌いの姫ちゃんも、ここはダッシュで入っていきます。犬も分かるんですねー。
あとは私の健康維持のためお世話になっているウィメンズクリニックの小杉先生。
体のことはもちろん、メルタルなことなどじっくりゆっくり話を聞いてくださるのです。
ベルトコンベアーみたいに、さっささっさ診察する病院も多いし、
デリカシーのない病院もいっぱいあるけど、
小杉先生はじめここの看護婦さんはなぜか会うとほっとするのです。
人をホッとさせたり、幸せな気持ちにさせてくれたり出来る人を本当に尊敬します。
私は芝居以外で、人間として人を幸せな気持ちにさせられるだろうか。
うーん、出来てない気がするなー。
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09.10.05 bella vista
bella Vistaというホテル。
今日は快晴で、外での結婚式があった形跡。
海に向かってのバージンロードは素敵ですね。
ここは五年前くらいに来たことがあるのですが、その頃から一転、
めちゃくちゃ洗練された綺麗なホテルにリニューアルされていたのでびっくり!
しかも海を見ながら、カウンターで食べる日本料理は絶品でした。
本当に、久々に全部食べれなかった自分を悔いています。
これで温泉が出たら最高なんだけどなーと思いつつ。
兎に角、素敵な時間を過ごしました
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'09.10.05 オリンピック
秋桜が咲き乱れるここ広島。
昨日は明け方まで、オリンピックの開催国が気になって、
朝から撮影だというのに眠れませんでした。
リオデジャネイロですかー。ワールドカップもあるのになーと残念でなりません。
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'09.10.01
しかしどうして捨ちゃんは、いつもベットからはみ出して寝るのだろう。
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'09.09.28 優勝!!
わおー、鼻血が出そう。
四時から相撲に釘付けの私に待っていたのは、またもや優勝決定戦!
今回は初場所よりちょっと「負けちゃうかな」とよぎった私でしたが、
良かった!本当に良かった!
ちょっとでも弱気になってしまった自分を恥じております。
朝青龍、優勝おめでとうございます!
最後の鳩山さんのスピーチは時間切れ。残念でした。
しかし凄いなー。
やっぱり役者は観客の前で見せないと!
私たちの仕事だって、リハーサルで良くたって、本番がなにもかも勝負なのです。
本番できなきゃどうしようもないんです。
稽古場がめちゃくちゃ良くて、舞台稽古本番とどんどん輝きがかかっていく
役者を「稽古場スター」というそうです。
私はどっちかというと稽古は苦手だし、お客さんの前じゃないとアドレナリンが出てきません。
膨大なセリフも、いつの間にかすらすら言えるようになってないかなーとか、
いつの間にか初日になってないかなーとか、稽古何日目かにして思ってしまいます。
もちろん本番に望むには、緻密な稽古は必要なのですが、
あの初日前の自分にもはかりしれない燃え燃え感は快感の域なのです。
きっと朝青龍さんもお客さんがあって燃えてくるのでしょうね。
僭越ながら、ちょっと似てるかな、なんて勝手に思ってしまいました。
でも、私は内館さんには嫌われてないと思いますけどね。
兎に角、優勝おめでとうございました!
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'09.09.28 誕生日会
今日は、お友達のみゆきちゃんの誕生日会で
六本木ミッドタウンのイタリアンレストランへ。
テラスが素敵で、ご飯が美味しくて、友達は殆どフランス人なので、
まるでここはフランス?みたいな感覚になります。
しかし、本当にフランス人は帰らないなー。
「帰ろ」って言ってから、まずは一時間。
で、またお別れの乾杯で一時間。
お別れのキスで一時間。
つき合ってられましぇーん。
昨日は、あっこちゃんがいたからそっと帰れました。
最近、雲隠れの術がなかなかうまくなってきた私。
これを覚えると楽だし、友達も、私が酔っぱらって
かすかに体が回り出すと
「あっ、スティービー・ワンダーが始まった」って、
しのぶはもう長くないなと認識してくれる。
これをマスターすれば、パーティーだって怖くないのだ。
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'09.09.25 ファン
先週に引き続きトレーニングです。
先週から、元ボクサーだったインストラクターとミット打ち。
めちゃめちゃ楽しいしすっきりするし、やればやるほど筋肉が切れてくるので快感です!
今日は、私の大ファンだという女の子にスタジオで遭遇。
何でも私の作品をほとんど見てくれていて、このジムにも私に会いたくて入ったのだそうだ。
20歳の女の子で、なかなかの美人さんでした。
私のファンの人と言えば「ヴァイブレータ」や「やわらかい生活」を
観て貰ってるせいか、私を本当の拒食症だったり、躁鬱病だったりするんじゃないかと
思い込んで「私も寺島さんと同じなんです」と話しかけていらっしゃる人もいるのです。
あれは映画ですから。
その人達の病気は、勉強したりそういう方達に
会ってお話を聞いたりはしますが、私は健康ですから。
そういう人や、ちょっと前には「私、寺島さんの顔になりたくて整形したんです」って
手術前の写真見せてくれた人もいましたねー。
何百万も使ってもったいない。
そういう入り込み系のファンの人が多いので、
こういうファンの人もいてくれてるのかと新鮮でした。
帰り際に私に会って「もう死んでもいい」って言ってたそうですが、だめよだめ!
まだ二十歳なんだからね。
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'09.09.24 満喫
シルバーウィークも最終日。
今日は昼から上海蟹を食べました。
大門にある”新亜飯店”です。
ここは日本一美味しい小籠包が食べられますが、
この時期は蟹です蟹!相変わらずの美味しさでした。
一日の締めくくりは、我が母校青山学院の近くにある
“the sleepying lady”でアロマテラピー。
ローランも私も終わってからは、使い物にならない弛みきった顔。極楽極楽。
ローランの親友のマリオバター二がイタリアから帰ってきていて、
うちでパーティーをやったり
(12人のBBQといろんなお惣菜をローランが全部作りました。おいしかったなー)
ご近所のラストゥール一家と朝からゴルフの打ちっ放しに行き、
帰りにミッドタウンのイタリアンレストランのテラスでローングランチをしたり。
なかなか充実したシルバーウィークでした。
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'09.09.23 シルバーウイーク
シルバーウィークまっ只中の帰宅とあって、京都の駅はコミコミです。
しかもお弁当がどこも売れ切れではらぺこです。
こんなんだったら撮影所で、つなぎ(ご飯休憩を取らずに撮影するため、
腹の足しにつなぎとして軽食を食べるのです)のうどんを食べときゃ良かった。
“きくや”といい、今回は何だか食いっぱぐれた気がしてならない。
話は変わりますが私は背中フェチです。
素敵な背中をしている男性が好きです。
それと同時に、担ぎフェチです。
現場とかでも、おもーいライトやおもーいカメラを
いとも簡単に軽々と担いでいる男性にどきどきします。
そういう仕事場もそうですが、こないだローランが開いたノートパソコンを
肩に挟んで担いでる姿もなかなか格好良かったです。
”担ぐ”ってなかなか女性にはないですよね。
何か、担がれたいみたいな。
何だろう、これはどういった心理を表すのだろう。
あっ、そういえば歌舞伎の世話物でよく出てくる天秤棒を
担いで何かを運んでる姿も好きなんだなー。
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'09.09.16 消えた三万円と「ザ・ダイバー」
今日は、近くのATMで三万円おろしたんですが、
気付いたら財布にお金が入ってないんです。
お芝居を観に行くため、急いでたのは確かでしたが、なんでないんだろう。
今までこんなことやったことがないのに。
お芝居を観見終わり、ダメもとでATMに戻り、電話してみるとありました!
取り忘れで!
いつもお金をおろすと「お取り忘れにご注意ください」を連呼する声に、
いらっとする私でしたが「やっぱり必要なんだなー」と実感した次第であります。
さて、お芝居は大竹しのぶさん主演、野田秀樹さんの脚本で
「ザ・ダイバー」を観に行ってきました。
文句なく、文句なく面白かったです。
”面白い”と一言で語ってしまうにはいかない重い題材でしたが、
大竹さん、野田さん、渡辺いっけいさん、北村有起哉さんと
達者な人たちが全身を使って表現している姿に感銘を受けました。
芝居の中で”かずくん”という架空の子供が出てくるのですが、
それはうちの弟の名前を使ったのだそうです。
野田さんが「ザ・ダイバー」のワークショップをイギリスでやっていたとき、
作る過程で弟も参加していたので、そこから”かずくん”になったそうです。
(家の弟は和康なんで)
今日は、たまたま弟も隣で観てたのでびっくりでした。
野田さんに「たまたまって気持ち悪くない?仲いいのはCMだけにしてよ」と言われてしまいました。
あー、今日は池袋まで行って観たかいがあった!
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'09.09.15 感動
今日は朝から全英オープン男子の決勝に釘付けでした。
連続優勝のかかった王者フェデラーにフルセットで下したアルゼンチン出身のデルポトロ。
勝った瞬間にコートに大の字になって号泣。
全力を尽くした選手がトップにたった生の喜びはなんて素敵なんでしょう。
最近ではアメリカに渡って初めて海外ツアーを制した宮里藍さんがボールが入った瞬間に見せた涙。
オリンピック出場を決めた時の男子バレーボール植田監督のコートでの大の字。
それがどれだけ長く価値のある道のりだったかを実感する瞬間。
私たちには見えないところでの血のにじむような努力が実った至福の瞬間なのでしょう。スポーツってやっぱり素晴らしいなぁ。
今日はパトリックスイージが亡くなったという訃報がありました。
ゴーストはもちろん私の青春時代でしたがもう一つロブロウ主演の”栄光のエンブレム”という映画にも彼はとても素敵な役で出演してました。
久々に栄光のエンブレム見たくなったなー。
あるかなーまだ。
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'09.09.11 なんで!?
なんで!なんでなんだろう。
どうしてローランは、何でも遣りっ放しにするんだろう。
結婚する前は、お母さんに”ぱなしちゃん”と言われるほど
遣りっ放しの私が言うんだから、私も変わったもんだ。
ビール飲んじゃって、新しいのを冷蔵庫に入れといてくれないし
、ゴミ捨ててくれるのはありがたいんだけど、新しいゴミ袋入れといてくんないから
ゴミ入れちゃうし(そんなときに限って、コーヒーの粉とかどばーっと捨てちゃうんですよ)。
便座問題は百歩譲っても、なーんか納得いかない。
でもふと考えると、フランス人はその時を生きるというか、
兎に角、先のことより今のこと。
駐車場だって、車は頭から入れる。
日本人は、出るときのことを考えてお尻から入れる。
人に花をあげる時、咲いてる花をあげる。
日本人はあげた後も楽しめるように、つぼみがあるものを選ぶ。
ディズニーランドで、乗り物に乗るとき、空いているのだけに乗るし、
予約チケットなんて買わない。
もちろん行列なんて並ばない。
日本人だったら有意義に一日が過ごせるよう、まずチケットを買っとくし、
行列は比較的我慢できる。
などなど、日本人は先の先を気遣っているのだよ。
だから神経が細かいのだよ。
ストレスも、フランス人よりはかかってんだろうなー。
なんか損だなー、日本人て。
極論を言えば、昔はヨーロッパはギロチンで日本は切腹。
日本人は、死ぬ直前まで苦しみに耐えなければならなかったのだ。
でも、意外とフランス人は痛みに弱かったり(だから無痛分娩があるんです)
打たれ弱かったり(だから言い訳ばっかりするんです)
我慢することを徹底して嫌う(だから離婚率が高いんです)。
我慢するんだったら、すっぱり矛先を変えてしまう。
うらやましいなー、フランス人て気ままだなー。
日本人も少しフランス人の爪の垢を煎じた方がいいのかも。
私もやまとなでしこ、侍スピリッツを忘れることなく、
どこかケセラセラーセラビィースピリッツを学ぶとするか。